僕の選んだ人は・・・
□部員は個性豊かなのです
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くそらっきーめ。
お前のせいで僕はこんなにも早く起きる羽目になったんだぞ!
人員が足りないとか何とか言われて、「じゃんけんでオレが勝ったらマネージャー決定ねェ」とか意味の分からない条件の下。
負けましたよ。
くそらっきーめ。
本当。こいつ今度からくそ荒北って呼ぼうかな。
「わっはっは!」
そう言って再び頭に圧力が。
「重いいいぃぃ!」
朝から迷惑な男であるぱちおだ。
「おっと。すまんな」
ぱちおが上からどいたことが分かると素早くぱちおと向かい合う。
「おい。くそ東堂。貴様朝から迷惑な着信鳴らしやがって。その自慢の顔面にモザイクかけてやろうか」
自分よりもずっと背の高い東堂の胸ぐらをつかんで睨み付ける。
「愛のモーニングコールではないか!」
「そんなくそったれな愛いらんわああああ!」
ぱちおの顔に一発平手打ちを入れると、早々にその場を立ち去って部室へと向かった。
全く自転車競技部は変な奴が多くて困ったモノだ。
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