闇の向こうへ ~1~
□第1話
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〜ある中学校の3-1〜
夏希「...暇」
学校といってもすることがない。
正直暇なだけ。
周りも五月蝿いし、早く帰りたいなぁ...と毎日思う。
~数時間後~
やっと終わった...
長かった、すごく長かった。
女1「如月君、掃除だよー」
女2「終わったら一緒に帰ろ♪」
は?掃除?
嫌、やりたくない。
この2人には悪いけど...
俺、あいつら嫌いなんだよね。
ものすごく。
夏希「...気分悪い」
ガラガラ...
男1「うわ、サボりかよ」
男2「ちょっと頭いいからって」
男1「さいてー」
男2「調子のんなよなー」
お前らには言われたくない...
腹が立つ。
何が最低だよ、自分のことか?
夏希「何か?言いたい事でも?」
男1「サボってんじゃねーよ!」
夏希「君ら何もしてないよね」
男2「黙れ!」
夏希「...」
男1「無視かよ!?」
夏希「黙れって言ったじゃん
俺、帰るから」
男2「おい、まて...」
ガラガラガラ...
馬鹿みたい。
あいつらなんかと。
あんなに話をするなんて。