少女監禁

□もし逃げられたら
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「ん、・・っ、ん」

妊娠したとわかり、
無理な性行為はされなくなった。
母胎によくないからと、
東條と笹部は一切の手を出してこなくなり、
時折、茂義の相手をするだけ。

だいたいが、口で奉仕するだけで、終わらせてもらえた

部屋を出してもらえることはなかったが、
環境は大きく変わった

欲しいものを問われるようになり、毎食バランスのよい食事を与えられる

部屋には音楽も流れていた


「体調はどうだい」
「大丈夫です」

今日も口内射精だけで、終わってくれるようだった。
さやかは、ほっと息をはく


「そろそろ、性別がわかる頃だな」
「・・・」
「男はいらん、女ならさぞかし、りんに似て可愛かろう」
「・・・いら、ない?」
「明日、病院まで検査に行ってきなさい」
「は、はい・・・」

さやかは、自分が勘違いしていたことに気づいてしまった。

子供が生まれれば、ここから出て母としての生活が待っていると思っていた

だが、違うのだ、
自分の生活は変わらない
子供が、巻き込まれるだけ・・・

この子は・・・幸せになれない・・
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