シンタロー総受け
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エネちゃん、アドバイス通り、出来てるっすか?視界の隅のPCからOKサインが出た気がするっすけど、シンタローさんは気付いていないみたいっすね。
俺はシンタローさんの唇を軽く指でなぞると、シンタローさんは目をぎゅっと瞑って体を震わせている。
「!...さ、触るな...っ」
そんなこと言われると、触りたくなります。
俺はシンタローさんに唇を重ねた。
「んっ...!」
固く結んだ唇を、シンタローさんの体に触れる事で解そうと手始めに胸の飾りを指で弄る。
「っ...シンタローさん...口、開けて?」
「んっ!んんっ...!あっ...!」
僅かだが緩んだ唇に俺の舌を侵入させる。
歯列をなぞり、時には吸い付いたりしてシンタローさんの口内を蹂躙した。
上手く、出来てるっすかね...?
「ふ、っ...、ぁ...セト、くる、しっ」
どんどんと胸を叩かれ限界を知らせる。
シンタローさんが肩で息をしている間に、俺は胸の飾りに舌を這わせた。
「んぁっ!!...な、にして...っ」
時々甘噛みしながら弄んでいるとシンタローさんは俺の肩を掴んで引き離そうとする素振りを見せたので、その腕を握り返し、手のひらに指を滑り込ませ、握った。
夢だった恋人繋ぎ、まさかこんな形で実現するとは...。
「...ヒキニートが、アルバイターの俺に敵うと思ってるんすか?俺が本気を出したらシンタローさん、終わりっすよ?」
シンタローさんの抵抗も、俺にとっては無意味なもので。
さて、そろそろ。
シンタローさんは俺が一瞬離れたので油断したのかふっと力を抜いた。
その隙に俺はシンタローさんのズボンを下着ごと下げた。
「ひゃっ!!」
...もしかして、服がこすれただけで感じたんすか?そんな可愛いことしないで欲しい。
優しくするって、決めてんすから。
始めて見るシンタローさんのそれは、決して大きく無く、可愛らしくて。
壊れものを扱うみたいにそっと撫で、口に含み、俺の唾液でたっぷりと濡らしていく。
「ひぅっ...!ご、ごめんって...悪かった、セト、許し...ぁうっ...!」
「...今更言うことじゃ無いっすよね?」
たっぷり濡らした所で一気に奥まで吸い付くと、部屋中に卑らしい水音が響いた。
そういえば、エネちゃん見てるのかな...ちょっと、恥ずかしいっすね...。
でもそれより恥ずかしい声と体で喘いでいるシンタローさんが居るから。
「!せ、とぉ...!や、あぁっ...、だ、だめだっ...!で、ちゃっ...ううぅっ!」
やめられないっすよね...。
俺ってこんなに欲深い人間だったんすね。
シンタローさんは甲高い声と共に白濁をはなった。ベッド、洗わないとなぁ。
「...シンタローさん、可愛い。ほんと、今まで良く我慢しましたよ俺。...でももう我慢しないって決めたんす」
「!?ひっ...つめたっ!?な、なにす...」
俺はシンタローさんの蕾に、今日の為にアマ○ンで購入したローションを塗りたくる。
「シンタローさんのぜんぶ、俺に頂戴」
誕生日のプレゼントに、大好きな人の処女を貰えるなんてこれ程嬉しい事は無い。
シンタローさんは、覚えているのか分からないけど...。
シンタローさんはこれから始まるであろう行為を察したのか、顔をさあっと青ざめる。
そして涙目で訴えてきた。
「あっ...や、やだ......こわ...いっ...」
「大丈夫、怖くないっす...ちょっと、痛いかもだけど...」
ずぷ、と嫌な音がして、最初はなかなか入らなかったソレもローションのお陰で段々とシンタローさんの中に飲み込まれる。
くっ...、これは、ヤッてる方も、辛いっす。
でも受ける側にしてみれば、相当痛いみたいで。
「いぁぁあっ!い、いだっ...あぁあああっ!」
「シンタローさん...!」
悲鳴じみた声に驚き、咄嗟に口を塞いだ。
「んぐっ!」
「し、シンタローさん、ちょっと声でかいっす。お隣さんに聞こえちゃいますよ?」
「はーっ、はーっ...!!痛ぇっ...ふ、ざけんなっ...!!誰のせいだと...!ひぐぅっ...!」
ぼろぼろ涙を零すシンタローさん。
流石に罪悪感が否めないっすけどエネちゃんが出したサインはGOでした。
「シンタローさんっ...力抜いて、息吸って...そう、ゆっくり...動きますよ?」
「やあっ、だめぇっ!ぃっ...ああっ...!せ、と...!セトっ...!!」
律動を開始すると、シンタローさんは苦痛の表情をしていた。
けれど奥を突くと、悲鳴は甘い喘ぎ声へと変わっていった。
「ぁんっ...!!セト、おく...当たってー...、ふ、ぁあっ!」
シンタローさんは必死に俺の背中に縋り付き、爪を立てる。
「っ!」
少し痛むけど、シンタローさんの痛みに比べたらなんてこと無い。
「シンタローさん...好き...です...っ」
「っ!!んぁ、あああっ...!も、だ、め、なんか、くるっ...!!」
互いに強く抱き締め合い、俺とシンタローさんは同時に果てた。
「...シンタローさん...」
汗に塗れた髪を払うと、シンタローさんはまだ苦しそうだ。
「せ、と...」
泣き過ぎて掠れた声で、俺の名前を呼んで。
俺は手を握り返す。
「はい...?」
「...その、誕生日...おめでと...べ、別に忘れてた訳じゃ、無いから...な...」
...気絶...。
え、それって...。
...覚えてて、くれてたんすね。
本当、素直じゃないんだから...。
快楽の熱に浮かされなきゃ、言えないなんて。
「可愛い人なんですよ、ご主人は」
本当、そうっすね。