シンタロー総受け

□純粋無垢な下心
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最近ようやく治りかけてた所なのに、また新しい跡が次々と散らされる。

「綺麗だ」

「ばかやろ・・・」

満足気ににやりと笑い、俺の唇をぺろりと舐めた。

「っ」

「美味そう」

そう言って、がしっと両手で顔を固定され俺の口内をクロハの舌が犯し始めた。
酸素を取り込もうと口を開けば更に深く口付けられ、隙間から甘い声が漏れる。

「ふっ・・・、ぁ・・・はぁっ・・・」

頭が白んで来て、クロハに限界を伝える為に胸をドンドンと叩く。

「・・・早えよ。本当に体力無いな。もう少し鍛えたらどうだ?」

「余計なお世話だ・・・!はぁ、はぁっ・・・自宅警備員に体力なんかいらないんだよ・・・!」

「毎日ヤッて鍛える手もある」

「やめろよ!?」

真顔でそう言う事言うから、反応に困る。
毎日お前に捕食されたら身が持たない。

俺存亡の危機だぞ。


「ほら、下脱げよ」


クロハが俺のそれを指差す。

「おい、まさか本気でやる気じゃないよな?」

「やるなら最後までが俺のモットーだ、悪いな」

絶対悪いとか思ってないだろ。
最後までとか冗談じゃない。

そうやって俺が焦れていると、クロハが俺のベルトに手を掛けた。

「!?お、おい!何してんだよ!」

「焦らしとか今はいい。限界だって言ってんだろ。何だ?慣らしはいらねえならそのまま突っ込んでやるけど」

「それは嫌だ!!」

俺は涙目でふるふると首を振った。
痛いから勘弁。

「俺も痛いから嫌だ。大人しく、されるがままになってろよ。総受け属性のシンタロー君」

何言ってんだこいつ。
総受け?属性?
ダレノコトデスカ?

って、あぁ・・・もう、遅い。
俺の息子が晒された・・・。

「勃ってるし。本当は期待してんだろ?」

ぴん、と先の方を指で跳ねられた。

「ひゃぅっ!」

「感度良好っ、と。じゃ」

「あっ・・・!」

手と口を器用に使い、それを苛めて来る。
緩急をつけながら、執拗に。

くっそ、気持ちいい・・・。
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