シンタロー総受け

□純粋無垢な下心
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メカクシ団 アジト



「ちょ、クロハ・・・!!ここ、アジトだぞ!?誰か来たらー・・・」

ガタンッ

クロハに詰め寄られ、俺は椅子にぶつかった。
ひょいと俺を持ち上げ、テーブルに座らせる。

クロハは最早獲物を捉えた猛禽類の様な目をして、金色の目をギラギラと輝かせている。

いや、蛇は爬虫類か。
そんな事を考えていると、クロハが俺の制服に手を掛けた。

いや、これは本当にまずい。

「く、クロハ!落ち着け?な?」

「・・・断る。食わせろ」

もう、限界。
クロハが呟き、ワイシャツのボタンを乱暴に引き千切った。
ボタンが2個程犠牲になった。

俺に裁縫をやらせる気かクロハ。
何でこいつはこうも乱暴なのか。

「相変わらず白いな」

「うるせえな・・・」

そりゃあ白いだろうよ。
だって俺ヒキニートだもん。
太陽光とは無縁の生活をして来たんだから。


「この白い肌にさ。赤なんか似合うよな」

「ばっ・・・だから、お前それはやめろって・・・!!」

首筋にチリっと痛みが走る。
ああ、やりやがった。

皆に見られたらどう言い訳するんだよ。
やめろって言ってるのに聞きやしない。
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