シンタロー総受け
□モノクロ恋愛事情
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「...好き、だけど...」
あああ恥ずかしい。
絶対顔真っ赤だ。
「...やっぱ可愛い、シンタロー。めちゃくちゃにしたい」
コノハが擦り寄って来る。
ふわふわの髪が首に当たって、ぞくりとした。
「お前、大人しそうな顔して実は黒いよな、コノハ」
「ん...?黒いのはクロハでしょ?」
「そう言う意味じゃねえよ...さて。脱がすか」
!?脱が、す、?
「らじゃ」
何賛同してんだよ!うろたえている間に俺はベッドに押し倒された。
「!?や、やめろ!ちょ、待っ...!!PCの電源、切ってから...!!」
じゃないと。あいつが。
あの悪魔が。
「ごっ...主〜〜人!!何面白そうな事シてるんですか!?」
爆音のコールが部屋中に響く。
PCに住み着いた...寄生した?電脳少女エネ。
にまにまと笑い、何やらファイルを開き始めた。
「ほらああああ!」
「おっと。動くなよ」
がっしりと腕を固定され、ジャージに手を掛けられる。