短編

□一緒に暮らしてみた@
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「さて、無事に帰ってきたわけだが………役割分担しようか」

「いきなりかよ、てか三郎、お前も若干乗り気だよな」

「まぁな」

「一つ、よろしいですか?」

「なんだい、ひろし君」

「役割分担の前に、まず何ができるのかを把握しなければならないのでは?」

「そうだな……」

「一応、僕らの中で料理ができるのは美香さんと僕だけです」

「おいひろし、俺はどうした?」

「僕はあなたの作るものを料理とは言わないと思います」

「さて、私達の方は………………私以外いない」

「(*ノω・*)テヘ」

「(・ω<)☆てへぺろ」

「雷蔵可愛い!!
……………ということで、料理は一日交代で私と美香とひろしで行う
次は掃除だが……………兵助と卓郎がやれ」

「わかった」

「指図すんなよ…」

「俺は!?」

「たけしくんが残っていますが」

「たけ竹コンビと勘右衛門は洗濯
……雷蔵は何もしなくても大丈夫だぞ!!」

「え、申し訳ないよ!」

「じゃぁ、味見担当な!!」

「はぁい!!」

「次は部屋割りだが」

ひらり

「……………」

「何でしょう、この紙」

『部屋割り表だお☆

二階の部屋の右から順に

ひろしと三郎
雷蔵とたけし
兵助と卓郎
勘右衛門とたけし
美香ちゃんは女の子だから一人部屋ね!!』

「決められてた」

「…………取り敢えず、君達の中学校を聞いておこう」

「僕達は○○中です」

「私達は大川学園中等部」

「え、そこって滅茶苦茶頭のいい学校じゃ……………」

「そうか?…………まぁ、何かあったら私か勘右衛門に連絡くれ」

「はい」

「ま、今回はこれだけ。
明日は休みだしもう寝るか」

「え、鉢屋もう寝るの?」

「悪いか?」

「三郎君はもう寝るのですね、では僕も」

「私達は寝るが、遅く寝るときはちゃんと電気消して、戸締まりしておくんだぞ」

「「「「「「「はーい」」」」」」」



















(鉢屋君て、お母さんみたい………)

(同感)

(てゆーか何故不破君だけ何もしないんだろ)


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