短編

□一緒に暮らしてみた
1ページ/1ページ




「……ここは何処でしょう?」

「ま、まさか、またあの館………?」

「違うっぽいな」

「あそこに誰かいるわ」

四人は美香が指した方へ歩いて行った


「おい、ここは何処だよ」

「知らないよー」

「まさか、またあいつの仕業か…?」

「あの、すいません」

「ん?」

「ここがどこだかわかりますか?」

「あー…」

「??」

『こッんにっちは!!
管理人の水無月でーす!!!』

「やっぱお前か!!!」

『うふふー、口が悪いぜ、タケやん』

「竹谷の口が悪いのは今に始まったことじゃないから俺たちを現実世界に返してくれ」

「現実……世界?」

『うふふ、久々知君は相変わらず綺麗ですねぇ
きょとん顔のひろし君可愛いよhshs』

「いいから帰せ」

『いやだな、ちゃんと帰しますよ?
ただし、この九人が一緒に暮らすための家にですけど』

「だったら……ん?」

「ふぁ!?」

「一緒に住む!?」

『もちろんですよ
ちなみにマンションではなく二階建ての一軒家ですからご安心ください!!!』

「ならよかった……じゃねーよ!!」

「お前はほんとにいきなりすぎるんだよ!!
みろよ、さっきの四人がポカーンとしながら頭にはてな浮かんでんじゃねーか!!!」

『あらま、可愛いねぇ
とにかく、ここで自己紹介は済ませちゃってね!!!
まずはあいうえお順で尾浜から!!!』

尾「俺から!?
……尾浜勘右衛門です。中学二年生デス…」

『ちなみにドМだからね!!』

尾「それいらない情報ぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

『まぁまぁ、落ち着けって☆
続いて久々知!!』

久「…久々知兵助、勘右衛門と同級生。好きなものは豆腐」

『さてさてつぎはタケメーン!!!』

竹「竹谷八左ヱ門です。勘右衛門たちと同じ学年だ」

『テンポよく行きましょう!!鉢屋君!!』

鉢「鉢屋三郎だ。中学二年で、名字は違うが雷蔵とは双子」

『ラストは不破!!』

不「不破雷蔵です。中学二年生だよ!」

『だがドSである(^ω^)』

不「少し黙れ」

『ごねんなさい

さてさて、次はあいうえお順で卓郎から!!』

卓「え、あ、卓郎デス。中学二年生です」

『緊張してるねー、次はたけし!!』

たけし「ガタガタガタガタガタ」

『マナーモードに突入しちゃったから私が紹介するよ☆
たけし、中学二年生。恐怖心がMaxになるとマナーモード(今の状態)になるよ☆
いたずら好きの三郎は注意してね☆

つづいては、ひろし!!』

ひろ「僕はひろしといいます。中学二年生です」

『さっすがひろし君!!!

次は我らがアイドル美香ちゃん!!!』

美「…美香よ、中学二年生」

『はい、ということで自己紹介が終わったので部屋に帰すね!!
お金のことは心配しないでねー!!!』

「「「いきなりかよ!!!」」」


「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」
































[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ