短編小説

□仕事帰り R18(終)
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一緒に働き続けて二年経った今
好きを通り越して後輩を溺愛していた。



「海斗仕事終わったぞ〜。」

夜勤の面倒さい仕事の一つであるコーヒー豆の片付けを終えて
いつも通り、海斗を抱きしめて頬にチュッチュッとキスをする。

店番をしていた海斗は、颯を抱きしめた。

「大変な方をわざわざありがとうございます。」

海斗の照れたような笑顔が可愛くて愛らしくて
つい、顔がにやける。

「一つしか変わらねーんだから敬語じゃなくていいのにさ〜。」

自然な流れで顎を少し上に向ける。


…だが、それは見事に避けられてしまう。
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