小さな輪廻

□*二回目の輪廻*
2ページ/2ページ










《終わるものか...巡るばかりさ》


























誰....?














《おや?僕の声が聞こえるのですか?》




















《クフフフ、散歩はしてみるものですね》












「誰なの?」





起きると、そこは草原で、自分はベットの上にいた。






ベットから少し離れたところに、声の主と思える、青年がいた。








「貴方は....いったい?」









「僕と君は似た者同士かもしれない」









「私と貴方が...?」








「僕は六道骸です。君は?」










「....凪」










「凪...僕には君が必要だ」







「...私が?」

「でも、私の体は...もう」








「僕なら君を生き長らえさせることができる」








「?」







「だから、良かったら僕についてきませんか?」








「...私は...駄目...」








「いいですか?大事なのは君がどうしたいかなんですよ。凪。あなたはどうしたいですか?」









「...私は.....
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ