小さな輪廻
□*二回目の輪廻*
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《終わるものか...巡るばかりさ》
誰....?
《おや?僕の声が聞こえるのですか?》
!
《クフフフ、散歩はしてみるものですね》
「誰なの?」
起きると、そこは草原で、自分はベットの上にいた。
ベットから少し離れたところに、声の主と思える、青年がいた。
「貴方は....いったい?」
「僕と君は似た者同士かもしれない」
「私と貴方が...?」
「僕は六道骸です。君は?」
「....凪」
「凪...僕には君が必要だ」
「...私が?」
「でも、私の体は...もう」
「僕なら君を生き長らえさせることができる」
「?」
「だから、良かったら僕についてきませんか?」
「...私は...駄目...」
「いいですか?大事なのは君がどうしたいかなんですよ。凪。あなたはどうしたいですか?」
「...私は.....