◎long story◎

□ue,o7.5 書類の仕分け
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「意外と早く終わったから‥‥‥暇。」




うーん‥と考え込むとふと思い出し、資料庫で錬金術の本を読むことにした。



「(忘れてたけど)一人の時は資料庫居ないと怒られるし、錬金術調べないとなぁ‥」




普段はロイが隣に居て説明してもらいながらで何とか読んでいるから、新しいのを一人で読むのはおそらく無理。というか無茶だ。
だから読んだことのある本に挑戦することにした。





「むぅ‥‥辞書がいるなあ」



頭から意味がわからず辞書を取り、ソファーに横に座ると辞書を片手に本と睨み合う。












「‥‥‥──」








よくあることだが難しさにわからなすぎて眠くなる。
うとうとするうちに名無しさんの意識は途切れた‥―





「─たい‥さぁ‥‥」





あどけない寝顔の少女は寝言を呟く。

愛しい人の名を‥







「‥‥ク‥れープう‥─」







‥‥でもないようだ。




暫くおやすみなさい

彼が帰ってくるまであともう少し‥‥



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ほんの小さなひととき


期待するのはクレープでも、待っているのはアナタ‥
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