月魄の狼-The Requiem of War-

□7.Need not to know
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世の中不可思議が多すぎるのではないだろうか


毎日にアンコールなどない


太陽が落ちたらサヨウナラ


彼女の将来は どちらに転ぶか?


すべては 時の赴くままに… 


7.Need not to know
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まだ日も昇らず、鶏の鳴き声がしない早朝。東の空は少し明るい。
俺の日課はこうだ。その時刻になると必ず俺は起床する。最近になり朝は昼よりも冷える秋真っ只中である。
すぐに着替え、いつも畑へ行く野良着に着替えた。


【片倉】


人間の姿ではなく、本来の姿で屋根の上から降りてきた。


「時雨か、早いな」

【貴様こそ。畑へ行くのか?】

「あぁ」

【そうか、俺は朝餉の用意の手伝いに行く、じゃあな】


そう言って俺と時雨は別れ、畑へと向かった。



























この先に何があるかも知らずに───
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