・うたプリBL短編
□翔とトキヤの初めて
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※翔視点
(トキヤとの初キス、かあ。うわ、意識したら少し…いやかなり緊張してきたっ!けどここでバシっと決めねぇと男がすたる!)
「じゃ、じゃあ、いくぜ」
「ええ。いつでもどうぞ」
(トキヤのやつ随分余裕だな…。余計緊張すんじゃねぇかよ。…っと…まずは肩に手を置いて…)
「トキヤ…」
「ッ……」
(えっ!顔近づけて名前呼んだ途端、体震えるとか…!!さっきまでとギャップありすぎんだろッ!!)
「………んっ」
「っ…!」
「…鼻、ですか?」
「おう!」
「…こういう場合、口にするものでしょう」
「んなこと言ってっけど、トキヤ。めちゃめちゃ体に力入って震えてたじゃん」
「なっ!…そんなことありません」
「こういう初めてでもいいだろ」
「納得いきません」
「ったく、素直じゃねぇな。…そんなこと言うやつにはこうだ〜!」
「ひゃ、ひゃめなはいっ。ははふぁないほ、ほほりまふよっ!」
「あはは!何言ってっかわっかんねぇよ〜」
(いつか自然に出来るその時まで)
END