・うたプリBL話

□mi☆stakeーミステイクー 完(14p)
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今日は朝からロケの仕事。
トキヤとれいちゃんはオフなのに俺だけ仕事が入ってて。ちょっと寂しく感じてたけど、急に早く仕事が終わって早く帰れることになった。

久しぶりに三人で休みを過ごせることにワクワクしながら部屋のドアを開けた。

「たっだいまー。トキヤー、れいちゃん、いるー?仕事が急に早く上がれ、て…さ……」

「あっ…お、おとやんっ、おっかえりー!!」
「お、おかえりなさい」
「う、うん。ただいま……」

何今の…れいちゃんとトキヤがキスしてたように見えたんだけど…気のせい?俺、仕事上がりで目が疲れてた?
幻覚?

重なっていた二人の影がパッと離れた。どこか焦ったような様子のれいちゃんは慌てて俺の方へ駆け寄る。

「いやー、可愛い後輩の早いご帰宅にぼくビックリしちゃった。お疲れちゃん、おとやん」
「…俺が早く帰ってきたら何か驚くようなことでもしてたの?」
「んなつ!?そそ、そんなわけないでしょ!まったく何を言っているのかしら、この子ったら!アハアハ!」
「そう…」

れいちゃんのこの反応。…あやしい。絶対になにか隠してる。
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