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□Act.14
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『さっむー』


部屋の窓からみる冬景色早く春になるのがまちどおしい。



名前母
「名前ちゃーん!遅刻しちゃうわよー!」

『はーい!(もうマコちゃんはハルちゃん迎えにいってるかな?)』



鮫柄学園前のベンチにてみんなを待つ渚と怜。



『おはよう!怜くん!渚!』


「おはよ!名前ちゃん!」


「おはようございます名前さん」



今日は鮫柄学園の追い出し試合を観察しにきた岩鳶水泳部。

名前は江とノートに出来るだけ記録する。



『すごい・・・みんなげっそり』


「どんな勝負かな!」


「100m100本勝負を部長に勝つまでだ、うちの伝統行事らしい」


「りん・・・」

『凛ちゃん!(ジャージ姿もカッコいい!!・・・って記録記録!)』


「よ!」

『凛ちゃんはもう勝負したの?』


「いや、まだだ」

『(よかった!まだみれる!)』


「とゆーか100m100本勝負って・・・」


「うちの部長に理論は通用しねぇよ」


「なるほど・・・」


泳ぎ終えた御子柴部長がやってきた。
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