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□Act.13
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飲み物を差し入れる為、江と分けて荷物をもち歩くと後ろから江の友人か《花村千種》だ。




「二人でもさすがに重いですね」


『うん、やっぱりハルちゃんにも手伝ってもらった方が良かっ…』


花村
「江ー!…手伝うよ!って…あ、こ、こんにちわ!!」



名前をみて何故か頬を赤く染める花村を名前は不思議そうにみる。



花村
「あ、あの!私も手伝います!」


『いいの?あ、江ちゃんのお友達の…』


花村
「はい!花村千種です!」


『じゃあよろしくね、花村さん!』



「ありがとう!花ちゃん!」


花村
「あ、あの!大会クラスの人も応援にいきたいって言ってました!」



「みんな急にどうしたの?」


花村
「だって県大会だよ!スゴいよ!」



マネージャーだが、自分が誉められたみたいにうれしい名前の笑顔と目が合うと下を向いてしまう花村。



花村
「なに?江?」



その様子をジーっとみるというより、睨み付けているようにも見える。




「…名前さんはダメだからね…水泳部の先輩なんだから」
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