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□Act.6
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《はい…どうしたの?凛ちゃん?》
凛
「名前…水着着るな」
《は?なに?いきなり?》
凛
「いいから、なるべく着るな!」
用件だけいい乱暴に電話を切る凛
凛
「アイツは…自覚ねぇのかまったく…」
似鳥
「あ、先輩!さっきの電話名字さんですか?」
凛
「……さぁな」
似鳥
「あの…先輩と名字さんが幼馴染みって聞いたんですけど!」
凛
(こいつもか?…)
似鳥
「名字さんの好きなものとかなにか教えてもら…先輩!」
凛はベッドに横になり、似鳥に背中を向けて寝る。
似鳥
「狸寝入り…」
凛
「うるさい…寝ろ」
似鳥
「今度にします!絶対教えて下さいね!」
似鳥も部屋の電気を消してベッドに入る。
凛
「教えねぇよ…絶対…」
*
*
*
*
凛からの電話を切られた名前。
『意味わからない…』
名前は携帯をポイッと投げ眠りにつく。