Free!
□Act.3
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更衣室に連れてかれた名前。
強豪だけあって部員数も多いのがロッカーを見てもわかる。
ロッカーからタオルを投げ渡す凛
『わっ!』
ボーッとしていたため、タオルが直撃した。
凛はそのまま名前の髪をワシャワシャとタオルで乾かす。
『!…松岡くん!』
凛
「みるな…」
凛に言われて顔をあげかけてやめる。
凛
「…」
『…』
凛
「なぁ…遥と付き合ってるのか…」
名前は凛の言ってる意味が理解できなかった。
『(…え?ハルちゃんと?)』
凛
「…名前」
『ッ!凛ちゃん!』
凛に床に押し倒され馬乗りになられ、身動きがとれない。
「…俺を好きになれ…名前」
『ッー!…あっやぁ!凛ちゃん!』
凛は名前の首筋に噛みつきながら舐める。
名前の零れそうな涙を舌で舐める。
凛
「着替えてからこい…」
凛は名前に予備のジャージを渡して出ていく。
『凛ちゃん…』