独奏の堕天使

□☆十七歳〜十八歳編☆召喚士のガードと召喚士の娘
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「あら、来てたのね。」

ユウナと寺院前で話していたら寺院からルー姉が出て来た。

「「ルー姉/ルールー」」

私とユウナは完璧なタイミングでハモる。
それが可笑しくて2人で笑ってしまった。

「はぁ……いつ知り合いったの?」

「「さっき。」」

またハモった。
楽しいな。

「はぁ………」

ルー姉が笑う私達を見て呆れたような表情をする。
だが、その表情は直ぐ真面目に変わった。

「ユウナ、そろそろ……。」

「うん、分かった。」

そろそろ。
と言うことはヴァルと会いに行くのかな?
あ、ヴァルっていうのはヴァルファーレのニックネーム見たいなものね。

「レイン、行ってくるね。」

「うん、行ってらっしゃい。」

ユウナはルー姉と一緒に寺院に入って行った。

「さーて、ガルダのお掃除っと。」

あまり乗り気ではないが私は仕事に向かった。

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