独奏の堕天使
□☆十七歳〜十八歳編☆召喚士のガードと召喚士の娘
2ページ/4ページ
「あら、来てたのね。」
ユウナと寺院前で話していたら寺院からルー姉が出て来た。
「「ルー姉/ルールー」」
私とユウナは完璧なタイミングでハモる。
それが可笑しくて2人で笑ってしまった。
「はぁ……いつ知り合いったの?」
「「さっき。」」
またハモった。
楽しいな。
「はぁ………」
ルー姉が笑う私達を見て呆れたような表情をする。
だが、その表情は直ぐ真面目に変わった。
「ユウナ、そろそろ……。」
「うん、分かった。」
そろそろ。
と言うことはヴァルと会いに行くのかな?
あ、ヴァルっていうのはヴァルファーレのニックネーム見たいなものね。
「レイン、行ってくるね。」
「うん、行ってらっしゃい。」
ユウナはルー姉と一緒に寺院に入って行った。
「さーて、ガルダのお掃除っと。」
あまり乗り気ではないが私は仕事に向かった。
●●