目が覚めたら何か大変なことになってました。
□学校最終日
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「でーあるからして、今回の冬休みもーーー」
…長い、長いよ。
校長先生長過ぎるよ、話。
現在終業式最中の私こと霧島佳音です。
恐らく後ろには凄くダルそうな表情の朝夏が居るでしょう。
さて、昨日あれから何をしたかを話します。
〜〜〜〜〜
「いーやーだー!戻したくない!」
「戻すんじゃない。」
「え?」
「黒く染めるんだ。」
「もっとやだ!!」
私の学校は地で茶髪だろうが容赦無く黒染めしろとうるさいのです。
「我儘を言うな。」
「まだまだガキだな。」
「うっさい!」
「で、どうするの?そのままじゃ学校行けないしから佳音の家でそこの二人とずっとお留守番よ?」
朝夏はニヤニヤしながらティーダに言った。
「っ………分かったよ!」
「よしっ!←」
「じゃあ次名前ね。」
「は?」
「ティーダなんて外人全開じゃあ従兄弟設定出来ないじゃない。」
「従兄弟設定なの!?」
「一番楽じゃない、従兄弟設定。
九州の方にいましたーで済むわよ。」
「キューシューって?」
「この国の南の方。じゃあ決めてね、日本人っぽい感じの。」
「ティーダ君なら決める必要ない!」
「は?」
「太陽で良いじゃん!太陽!」
ティーダ君の名前の由来が太陽なんだから!
「まあ、それで良いだろう。」
「名字は従兄弟だし…あ、うーん…」
「何考えてるの?」
「親戚で霧島だと強制的にお父さんの方でしょ?でも、私の家お母さんがクオーターなんだよねー…」
「何処の?」
「イギリス。そしたらティーダの目の色言い訳に出来るんだけど…」
「ならたまたま両方霧島だったで良いじゃない。」
「そっか。」
「…何か、ムズカシイ話?」
「こっちにも色々あンだよ、気にすんな。」
「取り敢えずティーダはこれから外では霧島太陽ね!」
「了解ッス!!」
「後は二人だけど……」
私と朝夏はお互いの顔を見て、悩む。
「召喚獣的にって言ってもアーロン用心棒だし、ジェクト何とも言えないし。」
「確かに何とも言えんな。」
「イメージは?…うーん、何だろう。」
「アンタはもうこの人どんな人って言われたら一時間は語り出すでしょ。そうね、ティーダはどう思う?」
「ん?」
「この二人を生き物に例えたら。」
「え?えー……っと…
龍と犬?w」
「どっちが?…ってまあ、分かるけど。」
「俺が犬かよ!」
「デスヨネー(´▽`)」
「さてと、じゃあこれに沿って…」
「だーれが犬だ!!」
「「「アンタだ!!」」」
完全に同じタイミングで私と朝夏とティーダはジェクトに指を指しながら言う。
「うん、龍司と健太で。」
「ああ、犬→秋田"犬"→健→健太ね。」
「まともそうで良かったな、ジェクト。」
「うっせ…」
と、まあこんな感じ。