目が覚めたら何か大変なことになってました。
□買い物に行きます、それから真面目な話をします。
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「異世界三回目ですので環境への対応も多少慣れてると思いますがなるべく騒がないでくださいね。周りから見たら立場が逆ですし、平日とはいえ人は多いですから。」
「あぁ。・・・にしてもすげぇ人だな、ザナルカンドを思い出すぜ。」
「あー、あそこかなり人居そうですもんね。」
「そういや嬢ちゃん、なんで俺の事色々知ってんだ?他にもユウナちゃんやゴルベーザにセシルとかあのガキのこともよ。」
ギクッとなる私。
そこら辺を曖昧にしていたからだろう。
「きっ、気にしないでおいて下さい。家に着いたら覚悟を決めて話ますから・・・」
「ん、そうか。まあ無理に聞こうって気はねーからよ。」
親父さん、あんまり聞き込まない人で良かった・・・
これがアーロンさんだったと思うと・・・
うん、考えないようにしておこう。
「えっと・・・まず服ですよね、お店周りながら気に入った物があれば一回試着と言う流れで良いですよね?」
「俺としては服はこんままで良いんだが、それでいいぜ。」
そういって私たちは服屋巡りを始めた。
〜〜〜〜〜
「うーん・・・、やはり運動が出来そうな服が似合いますね。」
「そうかぁ?」
「まあ、私の中で『スポーツ選手』と言うイメージが固まってしまっているのも一つの原因ですが。」
「おっ、うれしい事言ってくれるじゃねーか!」
今のジェクトさんの服装(試着)は簡単に言うとDDFFノーマルのラグナの服の色が
ジャケット→黒
シャツ→赤
ズボン→黒くなってチェーンがついた
って感じの服です。
似合っているとは思うけどしっくり来ないと言うか何と言うか・・・。
「まあ、いっか。出来る限り買っちゃお!すいませーん!」
「おい、そんなんで良いのかよ……」
ジェクトさんのツッコミは無視して私は会計を済ませる。
「このままタグ切って次行きますよーっ!」
テンション高めで買い物続行!
〜〜〜〜〜
「布団のシーツは何色にします?」
「んー、嬢ちゃんに任せるよ。」
服をある程度買い、次は家具を買いに来ました。
電化製品は要らなさそうなんで今は寝具を見に来ています。
「やっぱ赤かオレンジ…だけど寝れなさそうなので黒にしますか。」
そう言って私はモノクロのカバーを手にとる。
「これで良いですか?」
「おう。」
一応確認して私はレジに向かう。
それから椅子にテーブル、棚など様々なものを買い、駅を後にした。