Heart&Hurt

□第2話 そして羽ばたく
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山程いた山賊を覇気で倒した ダイヤは、部屋に戻って昼食のペペロンチーノを食べ始めた。

「冷めてるし………山賊のせいだ………」
ダイヤは、フォークで勢い良くスパゲッティを絡ませ口に運んだ
暖かくなくてあまり美味しくない

「そろそろ、この島も潮時だなぁ、ゆっくり飯も食えないし………」
ダイヤは、そう思い必要な荷物だけまとめ始めた
思い立ったらすぐ行動
後先後悔しないために
それが ダイヤのモットーだった

「さぁて、食べ終わったし、準備も終わったし、次はどの島に行こうかな…………あっ」
ダイヤはこの島にハートの海賊団が来ていることを思い出した

「あいつに会えるのかな………覚えてるかな?あの時のこと怒ってるかな?」
ダイヤは、色んなことを考えながら外に出た

相変わらず山賊が辺りに倒れている
そんな中一匹の猫が ダイヤ現れた
黒くて瞳がオッドアイの猫だった

「始めて見たなぁこんな猫」
ダイヤは、オッドアイの猫を撫でた
猫はうにゃぁと気持ち良さそうに鳴く
「あんたが堕天使の ダイヤっていうんでしょ?情報屋……… 」
突然猫がしゃべった
当然 ダイヤは驚く
撫でている手も止まった

「あんた何なの?」
ダイヤは猫に質問した
「俺はハートの海賊団のクルーだよぉ」
ダイヤは、ハートの海賊団に猫でも飼ったのかと思った
だが、それは違った
「俺はネコネコの実を食べた猫人間、この姿の方が近寄りやすいなぁって思って」
猫は、そう言って辺りを見回した
そして、ある一方をじっと見始めた
ダイヤも猫につられてその方向を見る
その方向から見えたのは

ローを筆頭に歩いてくるハートの海賊団結成当時の仲間の姿だった


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