ダンボール戦機
□フェアリーテイル
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バン達のフェアリーとの戦いにスミレはいつものように口出しせず、黙ってみていた。
「スミレさん。いつもお喋りなのに今回は黙りですね」
アミが話しかけてくる。
『はい・・・これで最後ですから・・・緊張していまして・・・半分機械人なのにおかしいですよねハハッ!』
スミレは冗談混じりに笑う。
「スミレさん。それ全然面白くありません」
『そ、そうです?』
スミレは真面目なアミの答えに戸惑う。
「たとえスミレさんは本物の機械人だとしても、私はスミレの心は機械じゃないって、分かってますから」
アミが小悪魔みたいに微笑む。
『ハハッ。一本取られましたね』
「やった!」
丁度、バン達もフェアリーを倒し終わり、司令室に入った。