ダンボール戦機
□守れなかった・守れたよ
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『あ・・・!!悠介さん!!!!』
スミレが悠介の元についたときには、霧島と悠介が衝突している時だった。
「!?丁度良いところに七星、貴様も来た!!!!」
スミレは霧島に銃を向けられる。
『違う!!!!二人も危ない!!!!』
スミレは何かを感知して、霧島と悠介を突き飛ばす。
だが、悠介は手が触れただけで、軽く跪いただけだった。
『い、嫌だ!!!!』
「スミレ!!!!逃げなさい!!!!」
スミレは咄嗟に悠介の上に覆い被さる。
だが、悠介が転がり、立場が逆転しそうになる。
そんなことをしているうちにトラックは迫り、衝突した。
スミレは遠くに弾き飛ばされ、悠介も後に飛ばされた。
『あが・・・うぅう・・・ゆう・・・すけ・・・さん!!!!』
スミレは悠介を抱き留める。
そこには、自分より損傷が激しい悠介の姿が会った。
なんとか息をしている。
『ゆう・・・すけさん!!!!いやぁあぁあぁああ!!!!』
スミレの悲しみの咆哮はその場に鳴り響いた。