ダンボール戦機

□デスパレード
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『あー、なんで私bluecatsでお留守番何でしょう!!』


拓也と檜山は スミレを残してどこかに行ってしまった。


『いつもなら、私も二人に動向させてもらえるのにぃ〜』


スミレは、頭のインターネット機能を駆使して拓也達の行動を回路が焼き切れそうなほど探したが見つからない。


『酷いですよ!全く!』


ある程度引っかかったのは“浮気”だった。


だが、 スミレには主である拓也には幸せになって欲しいので関係のないことだ。


『拓也さんの幸せは私の幸せでもありますから・・・』


何故か最近自分の調子が悪い。


地下室から出て、最初は拓也のお見合いなどは気にならなかった。


だが、最近ではそう言う話を聞くと胸の奥で何かの回路のコードが引きちぎられた感覚になる。


『故障・・・かな・・・』


たが、何度も頭をスキャンをして調べても異常なしと出るのだ。


『なんなのかな〜』


スミレは拓也達を怒ることを忘れ、ぼんやり一人自分の胸の想いに老けていた。


 
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