ドラゴノーツ
□誕生と別れ
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そして、高濃度CSSに囚われているドラゴンを助けるべく、内部のハッキングをかけていた。
メラウはメロからCSS中和デバイスを受け取り逞しく、内部にいる警備を薙ぎ倒していった。
メラウのコミュニケーター時の武器はライフル。
狙撃に使わず、至近距離で撃つ様は型破りとしか言えない。
しかし、その威力を間近で浴び死んでいく仲間の様を見て、皆後退していく。
『凄い』
「ははっ、我が子ながらこれは優秀すぎる」
両親は関心しか出来なかった。
「アマデウスーーーーーー!!!!」
ジークリンデがそんな中、ハッキングを終了させた。
そして床下からアマデウスが出てくる。
「お嬢様」
そして、皆が皆、ドラゴンとアクチュアラズし、タルタロスから飛び立った。
だが、メロはメラウに止められた。
「母さん、タナトスの後継者が来る」
『でもライナが』
「じゃあ、僕とアクチュアラズするんだ。いいね?」
メロは首をかしげた。
『でもコクピットは無いでしょ?』
「大丈夫。母さんが大量にアガシオンを吸収したお陰で似たような装置作ったから」
我が子ながら優秀すぎる息子を信じてメロはアクチュアラズした。