ドラゴノーツ
□ラブラブな日
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「お前ら・・・!もしかしてのもしかして・・・!」
ハウリングスターは裸の二人をみてワナワナ震えた。
「やあ、ハウリングスター」
『おはよう。ハウリングスター。ハウリングスターも来る?』
ハウリングスターはメロの裸体をみて顔を真っ赤に染め上げた。
「俺様もモテるんだからな・・・!モテるんだからな・・・!」
『ライナ。これがあれ?負け惜しみ?』
「そうだよメロ。素直になりたくても素直になれない人の末路だよ」
ハウリングスターはびしっと指差した以降なにも言えずに咬ませ犬をしていた。
『可哀想。もっとハウリングスターも素直になればいいのに』
「あぁ、可哀想だ。仲間に入れてと幼稚園児でも出来ることを」
「五月蝿い!!とりあえず服を着ろ!!」
メロとライナはしぶしぶと服を着た。
そして、ハウリングスターとライナとメロはフローリングの床に正座になった。
「おほん。どうして二人は抜け駆けをして、こんなことを?」
『ハウリングスターも起こしたけど起きなかった』
「右に同じく。ハウリングスター、君は寝付いたら朝まで起きない派だからそれが災いだ」
ハウリングスターは泣きそうだった。
「ううっ、俺だってメロのこと、愛してて、家族だって思ってるのに・・・」
『・・・ハウリングスター、でも素直になるのも大切だよ』
メロはハウリングスターの背を撫でた。