ドラゴノーツ

□進化
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しばらくしてドラゴノーツが捕まえたトアが暴れだして施設が破壊された。

『ヒューやるー』

勝手に行動したメロは禁固刑に処させれていたがライナとハウリングスターが解放しに来る。

「全くと言うときに君はいつも禁固刑だな」

「やれやれだぜ」

『ごめんなさい』

手錠が外れたメロはふわりと二人を乗り越えて行った。

そのままジェット機並みの早さでメロは消えた。

「教授が言っていた進化か・・・」

「やべぇな・・・俺あんなの無理だぜ」

ライナとハウリングスターもかけているものの、全然追い付けなかった。

『ノザキ!無事?』

メロはノザキ教授とドラゴンの卵の前に空から降ってくる。

「無事だよ。それより驚いた。これだけ数秒でくるとは」

『なんか凄い、こう走ると、目的地まで体が止まらない』

そんな会話を繰り広げてるなか、空気の読めないトアが話しかけてくる。

「アルトム・・・卵を渡して」

「私は渡さないよ。この卵は地球で無事に孵化させるまで」

『マザーとは決別したの。私とアルトムは』

「どうして・・・卵とドラゴンを返さないと大変なことに・・・!!」

トアは青ざめる。

『可哀想なトア』

メロはトアを抱き締める。

「メロ・・・」

『でもトアのこれは私でも吸収出来ない』

メロはトアの背中を擦る。

「っ・・・!」

『さようならトア』

メロはトアを気絶させた。

 
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