ドラゴノーツ

□事件
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メロがドラゴノーツに馴染んで、一年が経った。


そんな多忙な中、不可解な事件が起こった。


『殺人事件・・・ライナ気をつけないと』


メロは記事を見て、ライナを見て喋った。


「大丈夫だ。俺様がライナを守る。そんでメロも守る。これで解決だ」


ハウリングスターはソファーで珈琲を飲みながら、二人に告げる。


『違う。私がライナとハウルを守るの』


メロはテレビの近くのカーペットに座って少しムキになりながら、喋る。


「は?メロは女性だろ。だから、俺様がライナとメロを守るんだ」


『私はドラゴン。コミュニケーターが女性だからって舐めないで。それとあなたと違っていざという時は独りでアクチュアライズ出来る!』


メロは立ち上がる。


「何をそんなにムキになっているんだメロ。それにアクチュアライズは許可がないと出来ない。意味がないだろう」


ライナは冷静にその場の仲裁に入る。


『う・・・でも、二人を失うのは嫌なの・・・』


メロはしょんぼりする。


「俺もライナも同じ・・・」


『だからって指をくわえて見てられない!私は皆守りたい!』


メロは窓を開けて飛び出した。


「ハウリングスター」


ライナはハウリングスターの名前を呆れ気味に呼んだ。


「仕方ないだろ?ライナ」


「いや、そうさせたのは君だ。彼女を探すのを手伝ってあげるから、謝るんだよ」


ハウリングスターは頭を掻いた。


「あーっ分かった分かった相棒。謝るよ」


二人はメロを探しに、外へ出かけた。


 
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