ドラゴノーツ
□嫉妬と混乱
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「今日はここまでだ。ホテルを取ってあるから休んでおいで」
『うん。今日は大人しく休むわ』
メロは立ち上がってホテルへ向かった。
(彼女はドラゴンとしての知識は優秀だったが人間の知識が欠損しすぎている・・・)
ノザキは今日調べた資料を見ていた。
(しかも彼女は性に対しての知識が無さ過ぎる。危険だ・・・)
ノザキはメロにセクハラじみた事をしたが、一切抵抗しなかった。
それどころか少し困惑したような表情をしていた。
(・・・彼女は大丈夫だろうか)
ノザキは少し無垢なドラゴンを見張っておかねばという使命感を覚えた。