ドラゴノーツ
□違うの
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メロはしばらく歩き回って、毎日海に来た彼・ライナを見つけた。
彼に少し近づいた。
隣には見慣れない赤毛のツンツン頭がいたからだ。
(彼は・・・・・・・・・ドラゴンだ)
メロはマザーに伝えた。
メロは行動を直接マザーに無意識のうちに送れるのだが、今回ばかりは訳が違う。
「知っている。観測ご苦労。また調査を続けてくれ」
マザーに誉められてメロは舞い上がる。
その時、赤毛のツンツン頭と目が合った。
赤毛のツンツン頭がこちらに迫ってくる。
メロは逃げ出すが、赤毛のツンツン頭はすぐに追ってきた。
(ファ!?)
メロは、全力で逃げ出した。