テイルズ
□ナーオス基地
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エミリーとリカルドは町で聞き込みを行い、アンジュを保護するべく、ナーオス基地に来ていた。
『此処まで来るのに手間がかかったのぉ・・・』
「確かにな。エミリーが憂いの森のあのモンスターをどうにかしてくれたからな。助かった」
此処の道中に、デカブツがいたので、エミリーが独自に編み出した術をかけ、撃退した。
『長年の知恵じゃ。リカルドお主はまだ浅知恵なのじゃ!儂を頼れ!』
えへんっと言わんばかりにエミリーは胸を張る。
「しかし、今回の依頼の人物がいないな・・・」
『そりゃ裏口から入ればいないのも当然の事じゃ。内部へ入るぞ』
その時、警報が鳴った。
『まだ儂等なにもしておらんぞ』
「ガラム兵の奇襲だ。全くあいつらも奇襲作戦がつくづく好きだな」
『確かにの。さてこの混乱に応じてアンジュとやらを探すかの』
二人は人捜しを再開した。