ドラゴノーツ

□嫌われ者
6ページ/11ページ



朝集まったのはウンドブルムユニットと呼ばれる組織のミーティングルームだった。


「それで、今日グラウドでの施設内でコクピット搭載をする。以上だ」


ライナは手短に話をすませると、ハウリングスターとどこかへ行ってしまった。


『ライナ・・・』


メロはミーティングルームに残された。


「あのっ!」


一人の男性にメロは声をかけられた。


『?』


メロは振り向く。


彼は息を呑んだ。


「ぼ!僕カズキっていいます!よろしくです!」


『よろしく。カズキ』


メロは出された手を掴み、握手をした。


(綺麗な女性だなぁ・・・)


カズキは心の内で、そう呟いた。


 
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ