ゾイドジェネシス
□襲撃
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ロンはアジトの入り口の隅で体育座りをしていた。
『ろ、ロン。さっきはごめんね』
真矢の言葉にロンは顔を上げる。
「いや、僕も悪かったよ。ごめんね」
『・・・ロン。一緒にこないかって言われたとき、私正直嬉しかった』
真矢は順番に謝っていくことにした。
「!?待って。マヤ。ここでそういう話はよしてくれ」
ロンが必死に見ている方をみると、岩陰に隠れているメンバーがいた。
『まさか・・・誤解・・・』
「部屋で話そう」
(そっちの方が誤解が融けないのでは・・・?)
真矢は疑問を胸に残しつつ、ロンの部屋に向かった。