ダンボール戦機
□オタクロス
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アミも、オタイエローに勝ち、オタクロスの部屋にたどり着いた。
『こんにちは!!オタクロスさん!!』
スミレが元気に部屋に響く声で挨拶する。
「うおぉおおぉ!!!!ブライトたん!!!!うおぉおおぉ!!!!」
オタクロスはスミレに飛びつこうとしたが、スミレがそれを軽々しくかわした。
ドッカラガッチャーンとオタクロスは無残に落ちる。
「ひ、酷いでよ・・・ブライトたん・・・」
オタクロスは涙をとめどなく溢れさせる。
『はい。オタクロスさん。立ってください。あなたがいないとこの仕事は成り立ちませんから』
スミレが手をオタクロスに差し伸べる。
「ぶ、ブライトたん!!!!優しいでよ〜!!!!」
オタクロスはスミレの手を使って立つ。
『それでは、インフィニティーネットに接続する手助けをして貰える方法を教えてください』
「その前に、ブライトたんにここで歌って欲しいでよ」
オタクロスは髭を撫でながら話す。
『なんの曲ですか?』
「“Godprayer”でよ。新曲じゃからどこにもUPされてないから、ここで特別に歌って欲しいでよ〜」
『そ、それはまだ曲が完成してなくて・・・詞しかまだないんです・・・』
オタクロスに雷のような衝撃が走る。
「やはり、完成してないかの〜ショックじゃの〜・・・」
オタクロスのげんなりした姿にスミレは今日のライブの曲を歌い始めた。