6人の厄介モノ。
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「ここが帝光…やっぱり大きい…」
私は真新しい制服を身にまとい、校舎を見上げた。
最近できたのだろうか。壁はピカピカだ。
校舎内へと続く桜並木は、桜の花びらがひらひら舞っていてとても綺麗。
「…あ、そうだ。記念に写真、撮っておこう!」
私はポケットからケータイを取り出し、カメラアプリを起動させた。
カシャカシャッ
うん、いい感じ!
…少し不審な目で見られたけどまぁいいや。
「…よし。これからよろしくお願いします!」
私は深く深呼吸えおし、校舎の中へと足を踏み入れた。
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