NOVEL

□one day MIN編
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一人であたふたしていると、



「…何してるの?ヒョン」



その声に一気に顔が熱くなるのを感じた。

あぁ、きっと今、顔真っ赤だ。

朝だからすぐ分かっちゃうだろうな…



「何で赤くなってんの?」


片方の広角をあげたまま首をかしげられる。


「…………べ、べつに…」

「…ふぅん…そっか」

「…」

「で、何しにきたの?」

「え!?」

「こんな朝っぱらから。しかもまだ早いし」

「………べ、べつに…」

「べつにって…俺の寝顔でも見にきたの?」


笑いながら言われる。



うっそーー
なんか全部ばれてる。



ホントに………なんでもわかっちゃうんだな、キュヒョナは。



コクりと頷く。


「そっか……おいで、」


布団のなかに素直に入る僕。



抱き締められながら、もう一度眠りについた。











________ドタドタドタ



____ユサユサユサ




「ほら!ヒョンたち起きて!!仕事だよ!し・ご・と!!」



その声にパッと目が覚める。

一番はじめに目に入ったのは、近すぎるキュヒョンの顔。

それと自然と回していた腕。



「んー」

目をつぶったままのキュヒョンの生返事。


僕は背中にまわっている腕を振りほどいて起き上がり、

「ご、こめんね。ありがとう」

「もう!朝からイチャイチャするのもいいけど仕事はちゃんとしてよね!!」

「う、うん」

「じゃ、もうすぐマネヒョン来るからね
!」

「うん、ありがと」


フン、と鼻をならしてヒョクチェは出ていった。



自分が自然とキュヒョナに腕をまわしていたことと、ヒョクチェに抱き合って寝ていたところを見られたことで、顔が熱くなるのがわかった。



「何また赤くなってんの」


寝癖のついた髪で、まだ覚醒しきっていない瞳が僕をとらえる。


「……べつに!そんなこと言ってないでほら、早く起きて着替えて!僕戻るからね!」



自分の部屋に戻り急いで着替える。






マネヒョンがあっという間に来て、みんなバンに乗り込んだ。

一番最後に来たキュヒョナは寝癖を隠すように帽子をかぶっている。


そして僕のとなりに座りニヤリとしながら、






「仕返し、覚悟しといてね」








そう言った。







fin.



∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞


「おいで」

・・・この言葉好きすぎます!

これからの登場率超高めだと思いますww


みなさん、『仕返し』楽しみにしてて
くださいね!←
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