NOVEL

□あと
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衣装を受け取って着替える僕たち。



昨日はいろんな体位をしたから腰が痛い…

けどステージはこなしてみせる。

まぁ、僕プロだしね。








「ヒョン!」

「ん?」

「首!首!」

「え?」

「だから首!」

「首…?」



鏡を見ると




!!!!!




「まったくもう……しっかりしてよね」

「…ごめん」



何で気がつかなかったんだろう。


僕の首にはキスマーク。

昨日キュヒョナが付けたに違いない。

今の会話はキュヒョンにも聞こえていたはず。


じろりと睨むとニヤニヤしているキュヒョンが目に入る。


…わざとか。



でもステージに上がる前で本当によかった。

ありがと、ヒョクチェ!



幸い隠せないでもなかったため、衣装を引っ張りなんとか隠す。








…よし、できた。



「見られないように気をつけてね」


耳元でクスクスと言われる。




「もちろん」



ふんっ、とキュヒョナから離れたものの、隠し通せる自信がない。




メイクさんからファンデーションを借りて隠したあと、もう一度キュヒョナのところに行き、言ってやった。



「2週間、エッチ禁止ね」


「…ええええええ!!」






fin.

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