ＮＯＶＥＬ
□one day MIN編
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＿＿＿＿＿コンコン、
キュヒョンのドアをノックしてみる。
＿＿＿＿＿＿＿が、応答なし。
いつものように今日も朝から仕事。
本当はまだ寝る時間があるけれど
なんとなくこのまま寝る気にはなれないから、キュヒョンの寝顔を見にきた。
「おーいキュヒョナー」
目の前で、手をヒラヒラさせてみる、
も、反応なし。
…………ホント、可愛い顔してるよな。
この寝顔だけ見ていたら普段のことなんて忘れてしまいそう。
そのくらい、可愛いこの寝顔。
普段、僕のことを可愛い可愛いって言ってるけど、お前の寝顔の方が全然可愛いいし。
そんな気持ちを込めて鼻をつまんでみる。
「……んっ」
嫌なのか、顔を背向けた。
なんかそれが悔しくて。
顔を両手で挟み、こっちに向ける。
＿＿＿＿＿＿少し開いていた唇に引き寄せられるように、自分の唇を合わせた。
数秒間唇を合わせていると、だんだん自分のしていることが恥ずかしくなってきて、慌てて手と唇を離す。
………そうすると、
キュヒョンの片方の口角が上がる。
っ！！
まさか………起きてた？