夢小説→長編

□偉大なペン様シリーズ
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戦国伊賀島との試合を控えた円堂と
なぜか一緒に買い物をしている
経緯は簡単
町をぶらぶらしているとメモを持った円堂にバッタリ遭遇
買い物手伝ってくれ!と泣きつかれたため仕方なく行動している





『えーっと』



円堂「本当ありがとな!」





ペン様を円堂の頭に乗せてカートを押して次から次へとメモ通りに篭に入れていく





『ペン様も喜んでるし良いよ』





ぶっちゃけ了承したのは
ペン様が円堂を気に入っているからで
ペン様居なかったら確実に断っていたよ
面倒だもの





円堂「ん?どした?」





ペシペシと円堂の頭を叩いて
魚を催促するペン様
止めなさい ただでさえあるかどうか分からない頭を叩かないの
つか 催促するな
ため息をついて 後でね と言うと大人しくなったペン様





円堂「律とペン様は仲良いな」



『お陰様で恨まれてるよ』





さっきから背後に感じる視線
多分ペンギンバカと雷門サッカー部だろう
ったく 敵対しているはずなのに
こんな時だけ仲良いな





『さて、これで良いと思うよ』



円堂「ホントか!?マジ助かったぁ」





会計を済まして ペン様回収に手を伸ばそうとすると
ガシッと手を捕まれた(背後から殺気が)





円堂「なぁ、お礼したい」



『お礼?いらないよんなもん』





さっさと円堂から離れてあのバカ共を回収しなくては
人に迷惑かけるとか何事よ(子供が泣いてたじゃないか)





円堂「家に来いよ!母ちゃんの肉じゃが美味いんだ!」鬼道・佐久間「「待て待て待てぇー!」」





はい 状況説明
ペンギンバカと源田
雷門サッカー部がアタシと円堂の間を割ってはいる
ふっ バカが 自ら死期に急ぐとは





『遺言は聞いてやる』





人様に迷惑をかけるとは何事か
とスーパーの裏手で纏めて説教





鬼道「俺だってペン様とご飯食べたい」
佐久間「あーんとかしたい」
源田「俺は律が心配で」
風丸「だいたい女子を家に誘うなんて不謹慎だ」
豪炎寺「同感だな」
半田「何で俺まで」
染岡「諦めろ、今伯刹を刺激しねぇ方が良い」
一年(((怖い…(泣))))





バカ共をほっといて
ペン様が世話になったので 仕方なく円堂宅に行くことにした(付いてきたので睨んだ散った)





円堂母「お帰りなさい。あら?」



『こんにちは。伯刹律と申します』



円堂母「ご丁寧に、守から話は聞いてるわ」





オイコラ 何故話した
つか何を話した
円堂に睨みなんて通用するはずもなく
挨拶したら帰ろうと決めていたのに






『何故こうなった』





流石に帝国は居ないけど
いつの間に集まったのか
雷門サッカー部とご飯を食べることになってしまった
量が量なので 風丸にペン様を預けて
料理の手伝いをする





円堂母「ゆっくりしてても良かったのよ?」



『やりたいので、我儘ととってください』





次から次へと作られていく料理
背後から人の気配を感じた
見なくてもわかる 頭にペン様を乗せた円堂が摘まみ食いにきたんだろだろ





『こら』



円堂「わぁ!?」



円堂母「こら守!お行儀悪いわよ!」





二人から雷を落とされた円堂はとぼとぼと自室に戻っていた
自業自得だ
料理が完成したところで
庭に机を出して 皆を呼ぶ





『苦情は受け付けないからね』



孝「姉ちゃんの料理とか久々だ!」



「「「いただきますっ!」」」





……戦場
これが正しい表現だと思う
あぁ ペン様も意地はっちゃって
そんなに急いで食べると





円堂「むぐっ!?」



『はぁ、ほら』





飲み物を渡して背中をさする
一部始終を見ていたサッカー部は固まっていた
何よ





豪炎寺「いつの間に仲良く…」



『ペン様が気に入ってる人だからね。今度はゆっくり食べな、おかわりあるから』



円堂「マジでか!よしっ」





聞けよコラ
夜になり 送ってもらう
帰り際 円堂と連絡先を交換した





(ペン様、なんで円堂なの?)



(律の料理うまかった!)
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