NARUTO

□クリスマス
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一週間後はまちにまったクリスマス。
恋人たちの一大イベントで恋人同士の絆が一層深まる、、、はずなのだけれど、サスケがクリスマスのことを覚えているのか不安でならない。
クリスマスなど興味もないであろうあいつにどう切り出すか、最近の悩みはそればかりだ。
誘った瞬間嫌な顔をするのは目に見えているが……


とりあえず電話してみることにする。






ープルルル プルルル プルルル
 ガチャ





ーサスケが3コール目で出るなんて珍しい。




そんなことを考えながら電話をする名無しさん。


 

『あ、サスケ?おはよう!』


 


「…あぁ。名無しさんか。」






『なによー。せっかくかわいい彼女が朝からラブコールしてるっていうのにそっけないなぁ。』




サスケの電話は本当にそっけない。
まず、電話に出たこと自体珍しい。






「……うるさい。そんなことより用件を言え。」






『もー!しょうがないな。ではでは問題です!!!今から一週間後、いったい何があるでしょう!?』






「…………………クリスマス。」






聞こえるか聞こえないかの小ささで答えるサスケ。





ーえっ!?サスケがクリスマスのこと覚えてる!?





『どっ、どうしたのサスケ!?熱でもある?大丈夫?』






「…お前俺をバカにしてるのか。クリスマスのことくらい覚えている。で、何が欲しい?」





ーサスケがそんなこと言うなんて!嵐でもくるのかな、





ずいぶん失礼なことを思っている名無しさんである。





『そんなのサスケが考えてくれなきゃ意味ないじゃん!』




サスケがクリスマスを覚えていたことに嬉しくなって期待を込めて聞く名無しさん。




「お前の欲しいものを俺が知ってると思うか?」






『…思いません。』




頬を膨らませながら言う名無しさん。
さすがにハードルが高すぎたようだ。




『うーんと、、』




残念がりながらも切り替えて欲しいものを考えだした名無しさん。






ーなにがいいかなぁ。欲しいものかぁ。
……!!!いいこと思いついた!!




なにかいい案が浮かんだようだ。
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