NARUTO

□バレンタイン〜シカマルside〜
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ーーバレンタイン前日









「なぁサクラ。明日どうすりゃいい?」










「もうシカマルまで電話してこないでよ!さっき名無しさんからも電話あったんだから!」










「えっ?」











「あんたら両思いなんだからさっさと告白しなさいよ!言っとくけど名無しさんに先言わせたら殴り飛ばすから。」










サァーッとシカマルから血の気が引く。











「ちょっ、ちょっと待て!あいつが俺のこと好きなわけないだろっ!?フられるだけだっての」










「あぁもう!ごちゃごちゃうるさいな!男ならバシッと決めてこい!しゃーんなろー!」










ーーーーブツッ。










一方的にサクラに電話を切られてしまう。








ーちょっと待てよ!?あいつが俺のこと好き…?嘘だろ………
もし、もし仮にそうだったとしたらいつからだ?俺は一目惚れだったんだぞ?


…………………………
あぁもう考えても無駄だ。よし寝よう。
明日になればなんとかなるだろう。











なんとも楽観的である。
考えるのも面倒なのだろうか。












名無しさんとは去年一緒のクラスになってなんとか近づこうとしてきた。
今年クラスが離れてしまってほかの奴に取られないか気が気じゃない。
あいつ、自分がモテるの自覚してないんだ。













かくいうシカマルも自分がモテることに気づいていない…
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