macaron(ぎんたま)
□俺たちの日常@
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今日はヅラが俺の家(万事屋)に遊びに来ている。
あ、もちろんガキ共は追い払ったぜ?
で、ヅラが遊びにきた理由。
本人は
「定春の肉球に包まれたいから」と言ってるが、俺に会いにきたのがバレバレ。
まぁ、そんな素直じゃないところもまた可愛くて好きなんだけど。
「なぁ、ヅラ」
俺は定春の肉球をぷにぷにしているヅラに近寄り、短くなってしまったヅラの髪を触る。
相変わらずすっげーサラサラだ。
「ん・・・?なんだ、銀時」
「いや・・・別に」
一週間前のあの事件。
ヅラが辻斬りに斬られたという情報が入ったときには頭が真っ白になった。
ヅラがあんなヤツに負けるハズない・・・
そう思っていたがもしかしたら・・・という気持ちもあった。
そんな時、似蔵に会った。
ヅラを斬ったのがコイツだと知ったのと、あの、女よりも奇麗な髪を触っているのを見たときはこれまでにないほどの殺意が沸いた。
あの感覚は一生忘れそうにない。
「でも・・・本当に生きててよかった・・・。」
ヅラはなんのことか分からなかったのか一瞬不思議そうな顔をしたが、すぐに真面目な顔に戻る。
「それはこっちもだ。貴様が似蔵に斬られたと斬られたと聞いたときは・・・」
そう言いながら抱きついてきた。
俺が頭をなでると、「んー」と可愛い声が聞こえた。
ヤベ、なんか興奮してきた。
俺をヅラをお姫様抱っこすると寝室にひいてある布団にそっと乗せる。
「いきなり・・・何するつもりだ?」
「まだわかんねぇんのかよ・・・。こーいうことするに決まってんだろ」
そう言ってキスをするとヅラが耳まで赤くなり、口をパクパクさせる。
もーほんっと可愛いなー。
そしてもう1回キスをする。今度は舌も入れてみた。
ヅラも舌を絡ませてくれた。ちょっと嬉しい。