‡story2
□恵みの雨
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自然と手は下げられラクスの火照る肌をなぞりながら
下腹部を通り過ぎ、太股に触れる
敏感なラクスが吐息を漏らしながら身悶える姿に自分の息も速くなるのに苦笑しつつ中心へと触れる
「っ!あ…き、ら…」
「大丈夫、無理矢理はしないから…」
ガクガクと恐怖に震えるラクスに躊躇するも、
自分としても止められないし、止めたくない
彼女が誘ったんだから、と言い訳を内心でしながら指を沈める
熱く指を締め付ける内部にここに自分のを入れたら、と想像しただけで興奮した
胸同様に念入りに指で解し、室内にラクスの嬌声と卑猥な水音が響く
「あ、ぁ…んくぅ!!
き、ら…もう…だいじょ、ぶ、ですから…」
「ラクス…分かった…
入れるからね?」
指を引き抜かれ、代わりにキラの欲が宛がわれる
熱い感触にまた恐怖が甦るも何度も深呼吸をして気持ちを落ち着かせる
キラの背中に腕を回して抱き付き、ゆっくりと気遣いながら侵入してくるキラに耐える
全てが入って本当に一つになれたのかと思うと痛みや漠然とした恐怖よりも幸せな気持ちに包まれる
「ん…?なに…?」
パタパタと、顔に水滴が降り目を瞬かせる
「……キラ…?」
「っ…ごめ…ラクスと、こうして、一つになれたのが嬉しくて…
情けなくてごめん…」
ポロポロと涙を溢すキラに驚き、一気に愛しさが募る
「キラ…私も、キラと一つになれて幸せです…
ようやく、ちゃんと夫婦になれた気がしますわ…」
キラの頬を撫でて微笑みかければキラは泣いたまま笑った
何度も口付けあい、互いに体力の続く限り体を重ねた
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