‡story2

□雨、時々雷
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次こそは!と楽しみにしていたのだが
やはり、二人とも平常通りに暮らしている…

「ちょっと…ど、どういう事よこれ…
アイツらどんだけ神経図太いのよ!?」

「んー、二人は知らないから
そりゃ普通な生活送ってるだろうねぇ…」

突如聞こえた声に大袈裟な程に肩を震わせ慌てて振り向く


「き、キラ…!?
ど、どうして…あ、私に会いに来てくれたのね?」

「まあね、君に用事があったから…」

冷や汗を垂らしつつも笑顔で話す

キラの雰囲気が今まで味わった事も無い程の黒さをまとっている

「そ、そう…やっぱり私とヨリを…」

「君さぁ、ウザイ
何勝手にラクスとマリアを傷付けようとしてるの?
何?それで僕が君と付き合うとか思った訳?馬鹿じゃないの?
てゆーか馬鹿でしょ。家族を傷付けられて付き合う訳ないでしょ?
そんなのも解らないとか、君終わってるよね。そんな君と付き合ってた過去って僕にとってのかなりの黒歴史じゃない?そう思うでしょ?
まぁ、同意されても君と同意見とか死ぬ程嫌だから頷かないでね」

一気に捲し立てるキラに呆然と固まるしか選択肢が無い

口を挟む隙すらも与えてもらえないのだ



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