†story

□我が儘?姫〜最強〜
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「ふう…6年ぶりの我が家、か…懐かしいな」

城下街のある一軒の傍目には空き家となっている家の前に佇む一人の青年。
藍色の髪にエメラルドグリーンの瞳を持ち端正な顔立ち故に注目を浴びている


「そうだ、やはり帰ってきた事をキラに一番に知らせなければな…」

青年は小さく呟き真っ直ぐに6年前までキラが住んでいた家へと向かう


「な……なんで、空き家なんだ…」

「あら?あんた、アスラン・ザラ?
帰ってきたのね。キラならいないわよ?」

呆然と空き家を眺める青年…アスランは聞こえた言葉に振り返る

「ど、どういうことだ!?キラは何処にいるんだっ!!」

「どこって…お城に決まってるじゃない。
ラクス様と結婚したんだから…」

肩を掴まれ勢いに圧倒されつつも説明する少女、フレイに軽く礼を告げ足早に城へと向かうアスラン



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