†story

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イヴのお城探検記2

今日はおじいさまのお部屋に遊びに来ています
おじいさまのお部屋の窓からは城下街が見渡せるので大好きです。
「イヴ、今日はどのご本を持って行くのかな?」

「今日は、おじいさまと一緒に読みたいのですっ」

おじいさまは城下街からよくイヴの為にってご本を買って来てくれます。
おじいさまの選ぶ絵本は面白くて大好きなのです

「ふふ…じゃあ、今日は私が読んであげようかな…」
「はいっ明日はイヴが読みますね!」

おじいさまの膝に乗せてもらって、街を眺めながら絵本を読んでもらう時間が1番大好きです。

これはおとぉさまにもおかぁさまにもルナちゃん達にも秘密のイヴとおじいさまだけの幸せな時間なのですっ

「……おや…イヴは寝てしまったか…
ルナマリア、イヴの毛布を用意してくれ」

「はい、すぐにお持ちしますね」

実はイヴが知らないだけで、ルナマリア達が交換で飲み物等を運びに来ていたのでした…

end.
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