†story

□我が儘姫4.9
2ページ/4ページ


「んしょ…おかぁさま、おじいさま
イヴが焼いたケーキです!」

ちょうどいい高さのワゴンにケーキを乗せちまちまと歩きながら二人に近付く

イヴ専用に、と城下街の職人が作成し、生誕祝いとして贈られた。


「まぁ、イヴ!
言ってくださればルナマリアに頼んで取りに行きましたのに…」

「ダメなのですっ
そしたら、おかぁさまにも、おじいさまにも会えないですっ
後から、おとぉさまが紅茶持ってきてくださります」

ラクスとシーゲルの間に立ちそれぞれにケーキを手渡す

スポンジもイヴが焼いたのかところどころ潰れている


.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ